セルフリノベでスタジオを作る–2。

前回の投稿に引き続き、リノベーションの様子をご紹介していきたいと思います。
苦行のような物の山の片付けを終え、第2のミッションは、壁を白くペイントすること。

なぜ壁を白くするの?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが. . .
白は光を反射・拡散させる色で、撮影にとって大事な要素である光に、大きく影響するからです。
つまり、被写体に当たる光を、なるべく明るく、均一にするためにも、白が1番効果的な色になります。

その白色のペンキやリノベグッズを買いに、ホームセンターへ。
鳥取に移住して気付いたことですが、田舎はホームセンターが多い!そして品物が豊富!
東京だとホームセンターが少なく、郊外に出ないと手に入らない商品もありました。
ついつい舞い上がってしまい、不要不急のものを買いそうになるのを我慢し、さっそくペイントに取りかかります。

1度塗りでは、木材の茶色が浮き出てくるので、ペンキが乾いてから、再度塗り直しをします。
合計8kgほどのペンキを使い、壁一面を白くペイントしました。
撮影のことを考えると、本当は天井と床も塗った方が良かったのかもしれませんが、時間とコストの面から断念。
しかしながら、木の温かさを残しつつも、全体に光の回る空間に仕上げることができました。

今回のリノベーション作業は、前回と比べて楽しく取り組めましたが、次の日には腕が筋肉痛になり. . . 。
なまった体を動かすためにも撮影と雪かきに励もうと思った、冬のとある1日でした。

第2のミッションの様子はここまで。
次回はついにラストミッションです。お楽しみに!

photo : Yutaro Hase

text : Tomoka Kuroda